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離婚に先立ち、いったん別居することはよくあります。とはいえ、何を持っていくべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。一時的な別居だからと、大切な荷物を残して家を出るとのちのち問題が発生する可能性があり、注意が必要です。ここでは、別居する際に持ち出すべき荷物や勝手に持ち出せない荷物などについて解説します。
離婚に先立って別居する場合、必ずしも十分に準備して出られるとは限りません。必要な荷物を持ち出せないまま別居にいたるケースもあります。別居しているとはいえ自分の家なのだから、相手が留守のうちに取りに戻ろうと考える人もいるでしょう。しかし、すでに別居している場合、相手に無断で留守中の家に入り込むと住居侵入罪などの罪に問われることがあり、注意が必要です。さらに、夫婦の共有物やどちらのものかで争っている財産を無断で持ち出した場合は、窃盗罪に該当する恐れもあります。ただし、「親族相盗例」というルールにより、配偶者の持ち去りが刑事処罰の対象になることはありません。 とはいえ、無断で家に立ち入り荷物を持ち出す行為は、相手との感情的対立を悪化させ離婚協議を長引かせかねません。荷物を取りに戻りたいときは、基本的に相手と交渉して了承を得ることが大切です。相手も、出ていった配偶者の自宅内への立ち入りを感情的に拒否することはできません。
別居する際に持ち出しても問題がないのは、自分自身の所有物です。たとえば、自分名義の預金通帳や実印、クレジットカードなど夫婦で共有できないもの、独身時代に自分で購入したものなどが該当します。婚姻中に得たものでも、相続財産など自分の名義で得たものは自分自身の所有物です。このほか、運転免許証やマイナンバーカード、健康保険証、年金手帳なども自分の所有物なので忘れず持ち出しましょう。化粧品や最低限の衣服、常備薬などの日用品類も持ち出して問題ありません。別居後の当面の生活に困らないように持っていくべきです。余裕があれば、大切にしている思い出の品や、別居時とは別の季節の衣類も持っていくと良いでしょう。 子どもを連れて出る場合は、学習道具やおもちゃなどの子どもの持ち物も持って出ます。
別居に際して持ち出すと問題になるのは、相手の特有財産と夫婦共有財産です。特有財産とは、夫婦一方に所有権がある財産を指します。たとえば、相手が婚姻前から所有していた預貯金や相手の生活必需品などです。夫婦共有財産とは、婚姻中に夫婦で貯めた預貯金や婚姻中に加入した生命保険など、夫婦で協力して築き上げてきた財産を指します。婚姻中に購入し、夫婦で一緒に使ってきた家具や家電も夫婦共有財産とみなされるため、注意しましょう。 勝手に持ち出すと、のちのちトラブルになる恐れがあります。
別居することになっても、すぐに住まいを用意するのは大変です。そのようなときは、マンスリーマンションやウィークリーマンションを利用すると良いでしょう。 1週間や1カ月単位で借りられるため、生活拠点が定まるまでの仮住まいとして利用できます。入居審査はないかあっても簡単な場合が多いため、必要以上に時間がかかりません。最低限の生活家電や家具も整っているため、すぐに生活できるのも大きなメリットです。敷金や礼金なども必要ないため、入居にかかる費用も抑えられます。自宅から持ち出した荷物も、ある程度は部屋に保管しておけます。
離婚に先立って別居する場合、持ち出せるのは自分の所有物のみです。相手の了解なく、夫婦共有財産や相手の特有財産を持ち出すことはできません。また、別居を始めてから、相手に無断で家に入って残った荷物を持ち出すことも望ましくありません。これは、場合によっては罪に問われる恐れがあるからです。 別居にあたって必要なものを持ち出すときは、のちのちトラブルにならないように十分に気をつけましょう。
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