どうせ1人暮らしをするならエンジョイできる楽しみ方を知っておこう!
進学や就職、転勤などを機に1人暮らしを始めるも少なくないでしょう。これまで一緒に過ごしてきた家族と離れて暮らすので、不安を感じることも無理からぬことです。でも、どうせなら、1人暮らしならではのメリットを楽しめれば、それに越したことはありません。この記事では、1人暮らしをエンジョイできるよう、楽しみ方について紹介していきます。
まずは自覚しておこう!1人暮らしで押さえておきたいポイント
1人暮らしを望んだ人もいれば、不本意ながら1人暮らしを始めざるを得ない人もいるでしょう。このように1人暮らしのきっかけは人それぞれですが、1人暮らしのために押さえておきたいポイントには共通点があります。1人暮らしに求められるものは経済的や心理的な自立です。同居者がいないので、家計の管理はいうまでもなく、炊事や洗濯など日常生活に必要なことはすべて自分で行わなければなりません。
なかでも重視されるのは経済的自立です。家賃の支払いはもちろん、水道光熱費などの支払いをしっかり管理する必要がでてきます。また、それらの金額だけでなく、支払期日も正確に把握することが重要です。支払い忘れを防ぐためには、口座引落にする方法があります。ただし、預貯金残高には常に余裕を持たさなければなりません。もし、料金滞納が発生すると、新規クレジットカードなどの審査に悪影響を及ぼしてしまいます。
1人暮らしの部屋には自分を干渉する人がいないので、食事やそのほかの生活も自由気ままにできます。しかし、偏った食生活をしたり、ゴロゴロしてばかりの生活を続けたりすると健康を害する恐れができます。休日はゆっくりするなど、スイッチの切り替えは必要ですが、惰性に流されるのはよくありません。自分のなかでルールをつくり、ある程度は規則正しい生活を意識しましょう。
なんでも自分のペースで!誰にも邪魔されずに趣味を楽しもう
1人暮らしの大きなメリットは、なんでも自分のペースでできることです。食事の時間はもちろん、トイレや入浴のタイミングなども同居者の動向を伺う必要がありません。さらに、自宅で趣味を楽しみたい人にとっても、1人暮らしなら誰にも邪魔されないメリットは大きいでしょう。たとえば、プラモデルなどを集める場合、置き場所によっては同居者に煙たがられる可能性がでてきます。持ち主にとっては宝物でも、興味のない人にとっては邪魔でしかないからです。
どんなに仲の良い家族であっても、同じ屋根の下で暮らしていると、多かれ少なかれトラブルが出てきます。そのため、趣味を思い切って楽しめないかもしれません。しかし、1人暮らしをすることで、同居者への気遣いをなくすることできます。自分の好きなことに集中できる醍醐味も1人暮らしならではといえるでしょう。
趣味のなかには、わずかな空間があればできるものがあります。読書は典型的な事例です。誰もいない静かな空間で好きな書物を読むことで、心身のリフレッシュにも役立ちます。音楽鑑賞やヘアメイクなどを楽しんでもよいでしょう。楽器演奏が趣味の人は、防音設備が整っている物件を選ぶのも一案です。演奏がしやすい環境を整えることで、自分なりの楽しみ方を満喫できます。さらに、ヘッドホンが使える楽器なら防音面での心配がなくなるでしょう。1人暮らしの部屋で楽器演奏を楽しみたい人は、賃貸住宅契約時に楽器の持ち込みや演奏が可能かどうかを確認しておくことが重要です。
1人暮らしの部屋を自分好みの空間にアレンジして楽しもう!
部屋のレイアウトやインテリアを自分好みにすることによって、ゆっくりと過ごすことが可能です。実家暮らしなど、同居者がいる住居でも「自分の城」を築くことは可能ですが、すべての空間を思い通りにすることは難しいでしょう。家族それぞれの持ち物があるため、自分勝手に動かしたり処分したりすることはできません。その点、1人暮らしなら誰にも遠慮しなくても済むのです。部屋だけでなく、リビングや玄関など、すべての空間を自分好みにできます。また、定期的に模様替えをすることで心身のリフレッシュにも役立ちます。このように、自分好みの空間にアレンジするのも1人暮らしの楽しみ方といえるでしょう。
女子会や男子会を開くのも自由!誰にも気を遣わずに人を呼べる
実家暮らしの部屋に友人を招くのには家族への迷惑など障害がある場合が多いですが、1人暮らしの場合はそのような障害はありません。そのため、気心の知れた友人を集めて「女子会」や「男子会」を開くのも夢ではないでしょう。宅飲みや鍋パーティーなどで親睦を深めることができます。飲食店を利用するよりも安くつく点にも注目です。ただし、友人を招くときは騒音などで近所迷惑にならないように心掛けなければなりません。
恋人を招きやすいことも1人暮らしのメリットです。実家に恋人を呼ぶと何かと気を使いますが、1人暮らしなら大丈夫です。家族の目を気にすることなく、2人の時間を楽しみましょう。相手へのサプライズを考えているのなら、その場所として使うのも一案です。
1人暮らしは大きな転機!どうせなら楽しみながら生活を
1人暮らしを始めるには、すべての面で自立が必要なことがわかりました。また、自分のペースで気ままに過ごせる反面、自分が全部責任を持たなければなりません。さらに、これまでの生活も大きく変わることを知っておきましょう。このように、1人暮らしにはいろいろな課題がありますが、どうせ1人暮らしをするのなら楽しみながら生活してはいかがでしょうか。